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「業績連動型賞与」について考える。

更新日:4月9日




日本経済団体連合会の「2020年賞与一時金調査結果」によると60.1%の会社が「業績連投型賞与」を支給しています。

業績連動を基準とする賞与の原資は、「営業利益」が57.1%・「経常利益」が35.7%となっています。


従来の賞与体系は「基本給×○ヶ月分」というのが一般的でしたが、業績連動型賞与は企業・個人の成果に応じて支払われる仕組みのため、成果主義型の賞与体系として近年導入する企業が増加しています。


業績連動型賞与を採用している企業は

固定部分(基本賞与)と業績連動部分(業績賞与)の組み合わせで支給しています。


弊社の取引先である金融機関などの殆どが、各地域・各支店の業績を賞与に連動させる仕組みを導入しています。


しかし、賞与体系の変更前に、既存の人事制度との整合性が重要です。


「木を見て森を見ず」という言葉があります。

人事制度に例えると、賞与や賃金などの細部だけに固執せず、経営理念から全てを見渡し、経営計画を考案し賃金・目標・管理・採用・育成・退職金などに至るまで、全体にマッチングすることが最も重要なことです。




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